3月 2008

財産区についての研究会開催

コモンズ研究会の主催で、「ローカル・コモンズとしての財産区」という全体テーマで研究会を実施します。概要は下記の通りです。ご興味がある方は、できればご一報の上、参加していただければ幸いです。

◆日時:4月26日(土)14時00分開始 17時30分終了予定
(終了後、懇親会を予定しています)

◆主催:コモンズ研究会

◆場所:専修大学神田キャンパス・1号館12階 社会科学研究所分室 
http://www.acc.senshu-u.ac.jp/koho/campus/index06.html (交通案内)
http://www.acc.senshu-u.ac.jp/koho/campus/index06a.html (キャンパス地)
http://www.acc.senshu-u.ac.jp/koho/campus/index06b.html (施設案内)
水道橋駅(JR)西口より徒歩7分
九段下駅(地下鉄/東西線、都営新宿線、半蔵門線)出口5より徒歩3分
神保町駅(地下鉄/都営三田線、都営新宿線、半蔵門線)出口A2より徒歩3分

◆報告者:
 今田美穂さん (国立環境研究所環境リスク研究センター生態系影響評価研究室)
 「兵庫県播磨地域におけるため池の存続条件における財産区の役割」
<報告要旨>
 全国には20万強のため池があるといわれ、1000たらずあるとされている天然湖沼をはるかに上まわる。近年では、農村コミュニティの弱体化がいわれ、ため池は農業用水の確保のみならず、気候緩和や生物保全の場として、その環境保全的価値が再認識されるようになっている。
 本報告の調査地である兵庫県下には、全国で最も多い4万ものため池が存在する。ところが、都市化地域のため池を中心として、1960年代から90年代のおよそ30年間に、公共用地や工業用地として約1割が改廃されてきた。近年では、受益地であった農地の転用がすすみ、水利権の完全放棄、公的管理を待つだけのため池も少なくない。
 そこで、兵庫県播磨地域を事例に、都市化地域におけるため池の維持管理のおいて、池敷の所有組織である財産区が果たす役割について紹介したい。

 山下詠子さん (東京大学大学院 農学生命科学研究科)
 「2007年財産区悉皆調査の結果報告」
<報告要旨>
 2007年3月31日時点での財産区の状況について、同時点での全市区町村である1,827自治体(1,804市町村および23特別区)に対して悉皆調査を行った。最終的な回収率は98.3%、1,795自治体から回答を得た。この調査結果についての報告を行う。
 本調査は、特定領域科研「グローバル時代のローカル・コモンズ」の研究費によって実施されたものである。

◆参加費:無料

参加を希望される方は、事前に泉までご連絡いただければ幸いです。その際、懇親会の参加の有無まで教えて頂ければと思います。