伊万里はちがめプラン見学
佐賀県伊万里市にあるNPO法人伊万里はちがめプランは、家庭や飲食店などから出る生ごみを資源(堆肥)として循環させることで、環境保全型農業や地産地消を推進し、域内交流を活発化しようとしています。
JR伊万里駅前。駅周辺の飲食店65店舗や家庭約210世帯が、生ゴミ回収に協力しています。
駅構内にある観光案内所では、はちがめプランの「堆肥」を販売していた。すでに伊万里名物!?
駅から徒歩30分ぐらいにある「生ゴミステーション」。行政が回収するゴミの保管所の横のポリバケツに入れる。週二回の回収。
別の生ゴミステーション。廃食油の回収も同時に行っています。廃食油からはBDFを精製
伊万里はちがめプランの理事長の福田さんのお店。このお店の生ゴミも堆肥に。地域通貨ハッチーは20%まで使えます
廃食油からBDFを作る機械。飲食店、家庭、老人ホームなどから出るもので作り、販売。これも20%までハッチーが使えます。
BDFを作る機械の隣の部屋にある菜種油を作る機械。はちがめ堆肥で作られた菜の花から取り出す。菜種油は、家庭等で使用され、その後廃食油として回収。BDFとなります。
はちがめプランの堆肥を作る施設。手前が堆肥を熟成させる施設、奥がレーン式の中期醗酵施設。
持ち込まれたばかりの生ゴミと有機性残渣。毎日切り返しを行い醗酵させます。一日約1.7トンが持ち込まれる
出来た堆肥を袋詰めする施設。1.7トンの生ゴミから約700キロの堆肥が出来る。10キロ300円で販売。もちろんハッチーも一部使えます
地域通貨ハッチー。生ゴミ回収に協力している家庭に年30ハッチー、菜の花畑の刈り取り等に一回500ハッチーを配布。裏には、使用日と名前を書くようになっています。
はちがめふれあいステーション風道。はちがめ堆肥や、堆肥で作られた有機農産物を直販しています。もちろんハッチーも一部使えます。
ふれあいステーションの内部。農家が直接持ち込んできます。