地域通貨

地域通貨ピーナッツの自主事業化粧品「花」発表会

JR西千葉駅を中心に展開している地域通貨ピーナッツは、1999年から始まった日本でも数少ない持続的に取り組まれている地域通貨です。05年12月現在、約1100名もの会員がいて、地元の商店、有機農家、大学などを巻き込み、様々なプロジェクトが動いています。今回、ピーナッツの自主事業として化粧品「花」が売り出されることになりました。

12月14日、化粧品「花」の発表会会場となった手作り鞄のお店Jiro。通常、代金の5%をピーナッツで受け取っています

アリストテレスの経済論〜地域通貨を読み解く一つの鍵〜

アリストテレスの経済論〜地域通貨を読み解く一つの鍵〜

泉 留維

 アリストテレス(Aristoteles)は、皆さんがよくご存じの紀元前300年代に活躍した古代ギリシャの哲学者です。彼の経済思想は、中世ヨーロッパのスコラ学派黄金期のトマスアクイナスが引き継ぎ、中世の都市経済に大きな影響を及ぼしましたが、現在では名前は知られていても、残念ながら彼の経済論はほとんど知られていません。ちょうどアリストテレスが生きていた時代は、今私たちが当然のように受け入れている「市場経済」なるものが萌芽しつつあるときでした。彼はそれを鋭く観察し、批評をしています。簡単にですが彼の見解について見てみましょう。

PACIFIC ISLANDS REPORT Pacific Islands Development Program/East-West Center Center for Pacific Islands Studies/University of Hawai‘i at Manoa

PACIFIC ISLANDS REPORT

Pacific Islands Development Program/East-West Center

Center for Pacific Islands Studies/University of Hawai‘i at Manoa

「東ニューブリテン州において、シェルマネー(貝貨)が法定貨幣として認められる?」

パプアニューギニアの東ニューブリテン州(ENB)において、まもなく伝統的に使用されていた貝貨、タブ(tabu)が、州の法定貨幣であるキーナ(kina)と並行して使用しはじめられるかもしれない。(November 16, 1999 ? Post-Courier)

ページ