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- 執筆者: izumi
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佐賀県伊万里市にあるNPO法人伊万里はちがめプランに、およそ1年ぶりに訪れました。かれこれ4回以上行っていますが、毎回、様々な動きがあって感心させられて帰京しています。今のところ、一年前と比べて、一般家庭の参加はほぼ変化せず220世帯、事業所は微増の64事業所で、それらから出る生ごみを日々回収し、堆肥化しています。
2006年の夏頃は、台風で堆肥化ハウスの屋根が吹っ飛んだりして事業を継続できるかどうかの瀬戸際まで行ってしまいましたが、なんとかその後盛り返し、堆肥事業で三人、NPOの事務で一人、農産物直売所の事務で一人の計5人を雇用できるまでに回復しました。そのような危機的状況があったことも影響したのか、生ごみを提供している一般家庭の有志が集まり、伊万里市長宛に要望書を提出しました。その模様は地元紙に写真入りで紹介されています。要望書の内容は、(1)生ごみの分別・回収活動の普及・啓発の推進、(2)学校給食などの公共施設から出される生ごみの同法人への委託などです。今月中には市長が回答すると言うことなので、回答が楽しみです。
3月23日に再放送が終わってしまいましたが、NHKの「ビジネス未来人」で伊万里はちがめプランの取り組みが紹介されました。3月25日の時点ではまだ写真が入っていませんでしたが、放映内容がけっこう詳しくHPに載っています。
今回の伊万里はちがめプランの訪問の写真はこちらをご覧下さい。