熊本県の中心部に位置する宇城地域の山野海川や、歴史的な町並みを歩いて楽しむために整備されたのが、くまもと宇城フットパスです。熊本県宇城地域振興局が資金をだすなどして中心となり、具体的なコースの設定は美里フットパスを整備したNPO法人美里NPOホールディングスが行いました。2011年に最初の整備が終わり、現在、網津コース(宇土市網津地区)、轟コース(宇土市轟地区)、海東コース(宇城市小川町)、佐俣コース(下益城郡美里町)などからなる9コース、計47.5kmとなっています。県の振興局が音頭を取っていることなどから、地元住民があまり関わっておらず、不十分な整備状況のコースもありますが、宇城地域の景観を満喫できるものもあります。(2012年6月訪問)