九州オルレ

武雄コース:長崎街道

九州オルレは、九州観光推進機構が中心となり、社団法人済州オルレの指導を受けて整備を進めているフットパスです。韓国の済州島では、2007年から島をほぼ一周する構想でフットパスが設置されてきました。そのフットパスが済州オルレで、そのノウハウ(コース選定方法や標識作りなど)を活かして九州オルレは整備が進められています。九州各地の自然や歴史的な建造物、魅力的な食や温泉などをつなげ、歩いて楽しめる観光を狙って、各地で設置されてきています。コースの選定は、各県から提案されたコースを九州観光推進機構と済州オルレの合同探査チームが実際に廻って行われています。九州オルレは2012年3月に正式に開始され、第一次として佐賀県武雄コースを初めとした3コースが認定されました。2013年2月には第二次として長崎県平戸コースを初めとした4コースが認定され、計106.4kmとなっています。ガイドマップはネットでも公表され、現地では観光案内所などで無料で配布されています。九州観光推進機構によれば、2012年3~11月に九州オルレを体験した人は少なくとも8000人(旅行会社経由の参加者のみ計測:韓国人4877人、日本人3230人)を超えるとのことです。(2012年12月訪問)

ホームページ http://www.welcomekyushu.jp/kyushuolle/

武雄コース:武雄温泉楼門ゴール地点
武雄コース:武雄温泉楼門
武雄コース:道路にペイントされた矢印(青は正方向、赤は逆方向)
武雄コース:長崎街道
武雄コース:青と赤を結んだリボンはコースの目印