フィールドトリップ

埼玉県小川町のNPOふうどの新発酵槽(2006年9月)

かれこれ4度目になりましたが、NPOふうどの取り組みは見に行くたびに勉強になります。今回は、私自身も出資した新発酵槽の見学と、新発酵槽を軸とした地域資源循環構築のための仕組み作りのワークショップ(勉強会か)を行いに行きました。

旧プラントの概観。いかにも手作りといった感じですが、液肥もメタンガスも順調に生産し続けました。05年11月、新プラント建設決定に伴い、解体されています。

沖縄県国頭村での現地調査風景(2006年9月)

沖縄本島の最北端のマチ、国頭村で入会権と共同店の調査におもむきました。初の沖縄入り、加えて台風が接近してくるなど、かなり刺激的な第一回目の調査でした。

那覇の新都心からレンタカーを借りて現地に向かう。途中、名護市までは高速道路に乗って移動したのですが、道路沿いの琉球松はほとんど立ち枯れ状態。国頭村を含め一部の地域は対策がとられ、松枯れは起きていないそうですが、名護市まではかなりひどかった。

06年今治市関前岡村島&大下島でのゼミ夏合宿

今年でゼミとしては3回目、個人的には5回目の入島です。昨年は、地域の生活を維持するための各施設、淡水化プラントやゴミ焼却場などを見て回りましたが、今年は離島の人々の生活の実際を聞いてまわるということを中心に行いました。ちなみに離島にとって最重要なライフラインは、水道、電気、航路だそうです。

今治港からフェリーで約1時間(片道760円)。しまなみ海道をくぐりながら、島に向かっていきます。

寺家ふるさと村(06年度)の農業実習(2)

 

田植えが無事に終わり、あとは真夏まで除草に専念することになります。無農薬なので、とにかく初期除草が肝心です。

2006年6月(1):除草と追加の田植え

空から鴨が舞い降りてきます。田んぼをつっついて、虫や雑草を食べてくれますし、根に空気を行き渡り、稲に生育にはプラスです。ただ、合鴨農法ではないので、鴨がいつ来るかわからなく、ほとんどあまり当てにはなりませんが。

足尾銅山

2006年も5月の第三土曜日・日曜日に新ゼミ生11名と3年生のゼミ生の一部(5名)を連れて、足尾銅山煙害・鉱毒事件に関係した場所を訪れ、NPO足尾に緑を育てる会の作業デーに参加しました。ここ4年ほど毎年同じ時期に訪れているが、良い意味でも悪い意味でもあまり変化はしていない・・・

渡良瀬遊水地。ずっと遊水「池」だと思っていたが、正しくは「地」だった。思いこみは怖いものです。今年は天気が良く、ウィンドサーフィンをしている人が多かった。

寺家ふるさと村(06年度)の農業実習(1)

横浜市青葉区にある寺家ふるさと村(寺家町)。2005年度から無農薬、無肥料稲作をしている木村さんのお世話になって実習をしています。今年度も引き続きゼミで農業実習をすることになりました。昨年よりも一枚増えて、三枚の田圃での作業と周辺の里山保全活動をしていきます。三枚のうち二枚は、昨年、耕作放棄地を再度開墾し直したのですが、水路作りなどが田植えまでにできず、作付けをあきらめたところです。

2006年3月:開墾など

06年、最初の作業。昨年から開墾を始めたところの作業がメインです。

地域通貨ピーナッツの自主事業化粧品「花」発表会

JR西千葉駅を中心に展開している地域通貨ピーナッツは、1999年から始まった日本でも数少ない持続的に取り組まれている地域通貨です。05年12月現在、約1100名もの会員がいて、地元の商店、有機農家、大学などを巻き込み、様々なプロジェクトが動いています。今回、ピーナッツの自主事業として化粧品「花」が売り出されることになりました。

12月14日、化粧品「花」の発表会会場となった手作り鞄のお店Jiro。通常、代金の5%をピーナッツで受け取っています

今治市関前岡村島でのゼミ夏合宿

05年8月、今治市関前岡村島にゼミ生を引き連れ、夏合宿を行いました。昨年は、関前村(岡村島、大下島、小大下島)だった行政区分が、この平成合併で、2005年1月に今治市に吸収されました。岡村島は、今治港からフェリーで約50分のところにあり、面積2.95平方キロ、人口約600人、高齢化率45.8%で、船でしか島にはいることはできません。ミカンと漁業が主な産業です。

ガーンジー島

UKに外交と防衛を委任している王室直轄属領ガーンジー(Bailiwick of Guernsey)ジャージー(Bailiwick of Jersey)に2005年8月に訪れた。イギリス海峡のフランスにほど近いところにあるいくつかの島からなる政府である。どちらの国も、非常にユニークな歴史を持ち、特に今回の調査対象だが独自の通貨(State Money)を発行している。

ジャージー島

ジャージー島は、ガーンジー島の南東に位置する面積115平方キロ(ガーンジー島の約2倍)、人口約9万人の島。観光業と金融業が主な産業だが、農業も盛ん。ジャージー産の製品であることを非常に強調して販売している"The Genuine Jersey"。ガーンジー政府と同じく、VATがない。

ガーンジー島を出航。フェリーでジャージー島にわたる。1時間足らずで到着。

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